都内近郊ではお墓探しが難しくなっています

お墓探しが難しい

近年、東京都内や東京に近い千葉県北西部では、お墓の不足が深刻化しています。
人口の集中、核家族化、地価の高騰などで墓地の開発が需要に追い付かなくなっているからです。

高度成長期に東京・東京近郊に出てきた人たちが両親のために、自身のためと、お墓参りが苦でない地域にお墓を求めだしました。
また、二世帯家族が減り、核家族化したため、それぞれにお墓を持つようになったため、更にお墓の需要が高まりました。

しかし、残念ながら都内・都内近郊では地価の高騰、お墓をつくる土地の不足で墓地そのものの数が増えていないのが現状です。

その中で都内近郊でご希望に合ったお墓を探すのは大変です。
こちらにお墓選びのポイントをまとめましたのでご参考ください。

お墓探しのポイント

お墓づくりは一生に一度!あるかないかです

一般に四角い墓石のあるお墓は「永代使用料」+「墓石代・工事費」+「管理料」がかかります。
そのため、安くても数十万円はかかってしまいます。
一度購入したらすぐに買いなおしできるものでもないために、しっかりと納得できるお墓選びをしたいですね。

必ず、墓地に足を運びましょう

お墓参りしましょう

お墓は建てるだけではなく、その後の「お墓参り」の事も考えなければいけません。お墓を建てる費用はもちろんですが、実際に墓地に行ってみることで交通の便とバリアフリーを確認しましょう。
人間、誰しも年をとるもの。
ですから、交通手段とお墓のバリアフリーの確認はしっかり行いましょう。

お墓を選ぶときのポイント

宗教・宗派は自由かどうか

①宗教・宗派は自由かどうか
霊園によっては、特定の宗教や宗派でなければ入れないというところもあります。
最近はどの宗教や宗派でも入れる霊園も多くなっていますので、まずは一番にこのことは確認しましょう。

②霊園の管理状況はどうか
お墓を建てた後は子や孫の代までその霊園とは長きに渡るお付き合いになります。
一般的な霊園では、園内の花木や通路など、墓地共有部の維持管理に使用される管理料が必要な場合が多いです。
その管理料が適正に使われているのかをチェックしておくと安心です。

個別のお墓の敷地内は各ご家庭での管理となります。
通路など、共有部分は霊園の管理になります。そのような場所がきちんとしていない場合、購入後にトラブルが起こる可能性が高くなりますので、管理状況はしっかり抑えておきましょう。

霊園の管理状況
施設が充実

③施設が充実しているかの確認
休憩所、法要を行う場所など霊園で運営している施設が充実しているかも確認したい項目です。
駐車場の有無、水道設備は使いやすく清掃管理されているか、将来のことを考えてバリアフリーになっているかなどはチェックしましょう。
通いやすい霊園でなければ、お墓参りに行く回数も減り、お墓自体の管理も疎かになっていきます。長期間お墓を守らなければならないので、こういった点も充実している方が望ましいでしょう。

ちょっとポイント

また、新しい霊園の場合、地域住民の反対を受けていないか(例:反対のプラカードが建っていないか等)をチェックしておくと後々のトラブルに巻き込まれません。
住宅よりももっと長く使って行く可能性も墓地。しっかりと納得のいくものを選んでください。